「演劇」の「演」という字は、何を意味するか知っているかい。それは、「ながれる」という意味さ。演劇は、ひとことで言って、「流れflow」だ。「流れ」にもいろいろあるよな。濁流、清流。遅いの、早いの。それから…激しいの、落ち着いたの。おもしろい演劇のなかには、いろんな流れが詰まってる。もちろん、「流れ」を、ただ、流しっぱにしておいちゃダメさ。どこかで、「切断」しなくちゃならない。その役割が、「言葉」なんだ。
言葉って、「セリフ」のことだけじゃないぜ。からだの振る舞い、表情。衣装に、照明、すてきな音楽。そういった「言葉」が、「流れ」に手を差し伸べたとき、舞台に「出来事」が起こるんだ。演劇を見ているとき、僕たちは何を見ていると思う? 声の振る舞いだろうか? 物語の振る舞いだろうか? それとも、身体の振る舞いだろうか? 振る舞いの「流れ」が、どうやって出来事に変わるのか。その瞬間を、タマゲキでモクゲキしちゃおうぜ。今からどきどきしちゃおうぜ。「透明人間」がやってくるのは、もうすぐです!
(ところで、タマゲキが、「流れstream」配信をやってたって、知ってたかい?)
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